2012年11月1日木曜日

city of god

映画「City of God」を観ました。

シティ・オブ・ゴッド』(原題: Cidade de Deus)は、2002年に製作されたブラジルの映画である。フェルナンド・メイレレス監督が、パウロ・リンスの同名小説(日本語未訳)を脚色して映画化した。日本公開は2003年6月28日。
2002年カンヌ国際映画祭正式出品作品。2004年アカデミー賞において監督賞など4部門にノミネート。その他多数の映画祭で数々の賞にノミネート、受賞。

(Wikipediaより引用)


概要

1960年代から1980年代にかけてのリオデジャネイロ、中でも貧困にあえぐファヴェーラと呼ばれるスラム地域を舞台にした、強盗、麻薬ディーラーなどをして金を稼ぐモレーキ(ストリートチルドレン)たちの抗争が、実話を基にして描かれている。原題の "Cidade de Deus" とは、映画の舞台であり現存するファヴェーラの地名である。監督は、実際に現地のスラム街で素人を募集してオーディション、演技訓練を施し、一部の役柄を除き主要キャスト含めてすべて素人(200人)によるアドリブ主体の演技を撮影した。
ちなみに、素人俳優たちの演技訓練を一通り終えた後に、本作の予行演習のような意味あいで撮られた短編映画『ゴールデン・ゲート』(原題:Palace II)は、ベルリン国際映画祭最優秀短編作品賞など多数の賞を受賞している。
また、この派生作品として、TVドラマ版『シティ・オブ・ゴッド』(原題:Cidade dos Homens, シダージ・ドス・オーメンス、英語題:シティ・オブ・メン)も製作放送され、本作に出演したキャストも幾人か出演している。またTVドラマ版の完結話である同タイトルの映画が2008年8月より日本で公開された。
(Wikipediaより引用)




ブラジルのスラム街のお話。
実話を元に制作されているという。





スラム内での勢力争い。
子どもたちが、巻き込まれ、そしていつの間にか争いの渦中に存在してしまうという現実。
争いをもたらす集団が消滅し、また新たな集団が形成されていくという話。


見ていて辛くなるような光景ばかりだが、
この映画のいいところは、根底に流れている希望の光。


どんな絶望的な状況でも、何かしらの希望があるということ。
表現していく手段があるということ。



カメラを手にした主人公が、どんな状況でも自分のできることを見つけていく姿は、現代の我々にも教えてくれるものがあった。


83点。