2011年5月31日火曜日

Human Nature

映画「Human Nature」を見ました。


ヒューマン・ネイチュア(Human Nature)は2001年映画アメリカ合衆国フランス合作。
自分を猿だと思い込んでいる男と、宇宙一毛深い女、そしてネズミにテーブルマナーを教えようとする博士のブラックコメディ。
マルコヴィッチの穴』で奇想天外な物語を作り上げたチャーリー・カウフマンスパイク・ジョーンズのコンビが放つ二作目。今回スパイク・ジョーンズは製作にまわり、監督にはビョークホワイト・ストライプスのPVなどを手がけるMTV界の新鋭ミシェル・ゴンドリーが抜擢された。
(Wikipediaより引用)


ホルモン異常で全身に毛が生えてくる女。
自分の異常を気にし過ぎて、恋愛に積極的になれなかった。
image


自分は猿だとして父親に育てられた男。
森の中で、文明とはかけ離れて暮らしていた。
image



幼い頃からテーブルマナーにうるさい両親に育てられた男。
ネズミにテーブルマナーを教えこもうとする実験を繰り返す心理学者。
image


社会の表舞台にはなかなか出てこないであろう3人が、ふとしたきっかけで接触し、物語を展開させていく。


人間とは何か、文明とは何かについて考えさせられる作品。
ちょっとしたきっかけで、サルにもなるし、とんでもない裏切りを行う存在にもなるという人間の本質を突いた作品。


ドキュメンタリーチックなのは、監督がミシェル・ゴンドリーだからか。
ブラックコメディでもあり、社会派ドラマでもあるこの映画の異様さは、さすが、マルコビッチの製作陣が噛んでいるだけある。


文明生活に疲れたら、一度見てみてください。



image

80点。

2011年5月28日土曜日

ヤバいぜっ!デジタル日本

高城剛著、「ヤバいぜっ!デジタル日本」(集英社)を読みました。


高城剛という人物がふと気になり、読んでみました。
ハイパーメディアクリエイターということで、映像を専門に扱っている人なのでしょう。
結局何をやっている人なのかはこの一冊からは分かりませんでしたが、彼の才能を垣間見ることができました。


IT、情報業界における、国家のブランド構築力不足が指摘されています。
それはどの業界においても指摘されていること。
日本の鎖国体制のヤバさ。
海外競争にことごとく負けてしまう。


もう5年前の本ですが、彼は先、そのまた先を見通して、実際に行動している。
沢尻に振り回されようが、その短パンは何だと指摘されようが、自分の道を突き進んでいる。
その行動力とエネルギーに圧倒されるばかりです。


日本は海外のものを取り込むのがうまい。
海外から取り込んだものに、日本独自の概念を組み合わせて、ハイブリッドを作り出していくしか道はない。
アイデアをパクるのではなく、ハイブリッドを生み出していく。
単なる言い方の違いなのかもしれませんが、物事生み出す際に、自分の力だけでやろうとする制限が取れた感じがしました。



image

2011年5月26日木曜日

毎日

image

まあ、でも…。毎日これで飯食ったら、何か疲れるわな。

2011年5月24日火曜日

PE’Z

Ritto music portの記事より。
震災にょり一時中断していたPE'Zのツアーが再開!


PE’Zについては少しだけ知っていた。
JAZZYなサウンドの中にあふれる、日本人魂。


テンションが少し高めのバンドだったので、あまり聞く機会がなかったのだが、ここに来て、何だかライブに行ってみたいと思うようになった。


震災後の日本。
どうなっていくのかは、誰にもわからないだろう。
そんな時、変に落ち着いてみせたり、希望を無理やり見出すことも必要なのかもしれない。
しかし、PE'Zの音楽を聴きながら、ただ単純に、混沌を楽しむというスタイルもアリなのではないかと思ったのである。


2011年5月21日土曜日

フリーペーパー専門店

シブヤ経済新聞の記事より。
小4の金岡君が発行する「金岡新聞」、オンリー・フリーペーパーで展覧会


まず、渋谷に「フリーペーパー専門店がある」ということが驚きだ。
どういったお店なのだろうか。
ちょっと気になる。


そんな専門店、「Only Free Paper(オンリー・フリーペーパー)」で展覧会が開催されるみたい。
小学校4年生の金岡君が学校で発行している新聞の展示会。
金岡くんについての記事からの引用。

近隣の年配者とも仲が良く、全く人見知りしないという金岡君。母親によると「おしゃべりしたことなどを記事にしている感じ」という記事内容は、誕生日を迎えた人や自宅で収穫した青果、庭に咲いた花などの紹介、運動会や始業式などの学校行事、家族旅行などで、東日本大震災後には支援に関する記事も載せた。


金岡くんの記事の暖かさが伝わってくる。
大人が書いた記事からは絶対に伝わってこないものがあるはずだ。



フリーペーパーの時代が来るかもしれないなあ。
ネットで地方のフリーペーパーが見られるサイトなんかがあったらいいと思う。
電子書籍の発達によって、さらに情報の多様化が進んでいけばいい。
これからの時代が楽しみになってきた。

2011年5月19日木曜日

彼の主張

image

「夏場に熱いお茶漬け。あれだけは、やめてほしいね」

2011年5月17日火曜日

ちょいデキ

青野慶久氏の「ちょいデキ」(文春文庫)という本を読みました。


サイボウズ株式会社の代表取締役社長の青野氏の著作。
この本では、ビジネスパーソンに向けた、ちょっとした心がけのようなものを教えてくれてい
ます。
別にビジネスパーソンではなくとも、誰にでも応用が利くいい本です。


こんな私でも何とかやっていますという著者のスタンスが、堅苦しくなくていい。
大きな事業を成し遂げた経営者の、ああしろ、こうしろといった押し付けがましさが全くない。
経営とはまったく無縁の人間にもすんなり読める内容です。


目標や、モチベーション。
ビジネスには最低限必要そうな事柄。
しかし、著者はそこらへんの固定観念に対する反論から各チャプターを始めます。


「大きな目標を立てていませんか?」
「モチベーションを探していませんか?」
 
 
この本は、考えすぎて凝り固まってしまう体や脳みそを和らげてくれます。
そして最終的には、松下幸之助流の「熱意」「誠実」「素直」にいきつくといった内容です。


組織に従っても、組織に反抗しても、登りつめる人は登るということかな。
仕事やプライベートで煮詰まっている人は、一度読んでみてください。
何だか、すっきりします。

2011年5月14日土曜日

ここまで来れば

ネットを見ていて、ふと気になった画像。

image

Edmund Ruffinという人。
アメリカ南北戦争あたりの人物。
140人の奴隷を抱えるヴァージニア州の農園主らしい。
内田裕也ではない。


このくらいになると、怖いものなんてないのだと思う。
僕もこんな風になりたい。

2011年5月10日火曜日

房総ドライブ

友人の女の子に誘われて、房総半島にドライブに行ってきました。


房総の隠れ家で昼食。
主催の男性が、千葉の店を知り尽くしているので、隠れ家をたくさん知っている。
経営者が行くようなお店で、まったりと食事。


その後、トマト狩り。
500グラムちょうどを摘み取ったら、ハワイ旅行が当たると言う担当のおばちゃん。
友達が二人、500グラムを摘んだ。
そしたら、おばちゃん、
「もう、二人で勝手に行ってきて~!」
なんじゃそら!(笑)



そして、最後に日本料理屋さんで海の幸を頂きました。
今回は刺身も煮魚もあんまり美味しくなかったので、写真は割愛。


久々に自然に出かけて、野性に戻ることができました。
携帯のカメラの「バシャッ!」という音が気になって写真がとり辛いので、新しいカメラを買おうと思います。



















2011年5月7日土曜日

MOZART AND THE WHALE

映画「MOZART AND THE WHALE」を観ました。
2005年アメリカ公開(日本は2007年)のハートフルラブロマンス。



『 モーツァルトとクジラ (2005) MOZART AND THE WHALE / CRAZY IN LOVE 』はジョシュ・ハートネットとラダ・ミッチェルが主演のハートウォーミングなロマ・コメである。ただし、二人ともアスペルガー症候群(AS)という、対人関係に障害がある同士の愛の物語なのが『 モーツァルトとクジラ 』の特異なところだ。『 モーツァルトとクジラ 』はロサンゼルス・タイムズ Los Angeles Times に掲載された実話記事に触発されて映画化されたもので、それも、自閉症を扱った『 レインマン (1988) RAIN MAN 』の脚本を書いたロナルド・バスが『 モーツァルトとクジラ 』でも製作・脚本に携わっているのが話題になっている。
『 モーツァルトとクジラ 』の原題「 MOZART AND THE WHALE (モーツァルトと鯨)」という突飛なタイトルの由来は、二人が初めて出会ったハロウィーンパーティでの仮装から。ジョシュ・ハートネットは鯨のぬいぐるみ、ラダ・ミッチェルはモーツァルトの格好だったからだ。『 モーツァルトとクジラ MOZART AND THE WHALE 』の米国ワ-キングタイトルは「 CRAZY IN LOVE (クレイジー・イン・ラブ) 」という。
(映画の森てんこ森より引用)



この映画の特徴的なところは、アスペルガー症候群の男女の恋愛のお話だというところ。
実際にあった新聞記事をもとに作られているみたい。
対人関係、社会との結びつきに問題があるが、普通の人間にはない才能を持っていたりする障害。
まあそれが障害なのかはわからない。そう言われているだけだから。



数学能力の高い男性役をジョシュ・ハートネット、芸術センスの高い女性役をラダ・ミッチェルが演じる。
ジョシュは内向的な性格。ラダは自分の想いを心に留めておくことができない性格。
そんな二人が仮装パーティでいい感じになる。

image

性格が正反対の二人。
そして、男と女という存在。
恋愛の難しさと、素晴らしさを表現した、いい映画だった。




image

87点。

2011年5月5日木曜日

格差の壁をぶっこわせ

堀江貴文著の、「格差の壁をぶっ壊せ」を読みました。
彼の著作はこれまで数冊読んできたけれど、すっきりとしていてまとまっていて、お勧めです。


彼はもともとはプログラマーです。
システムを改良してよりよいものにしていく。
問題に対して、解決策を見つけていくのが日常のような仕事。


自分の会社だけでは飽き足らず、社会システムを改変していくことに使命を感じているのでしょう。
最近では、叩かれすぎてへこたれたのか、宇宙開発のほうに精力を傾けているようです。


社会システムは、絶えず変えて行かなければならない。
しかし、凝り固まった抵抗勢力の存在が大きいことも事実。
彼にはまだまだこれからがんばってほしいと思っています。


「プライドを捨てて社会を楽しめ」というメッセージは、もうなんと言うか、爽快の一言に尽きます。
とにかく一度読んでみてください。
凝り固まった概念が、整理されてすっきりします。

2011年5月3日火曜日

ガリバー

LIFEの記事より、面白そうな展示会の写真を見つけたので、みなさんにご紹介。
Super Freaky Lifelike Sculptures


ただ日頃見慣れている大きさと違うというだけで、かなりのインパクトがある。
ニューヨークなんかは、こういった展示が数多く催されているのだろう。
暮らしの中に、アートが溶け込んでいる街。


ひとりでぶらっと、旅行に行ってみたいなあ。