2010年10月30日土曜日

地下鉄アート

地下鉄構内における、アートの役割というものは非常に大きいような気がする。
外を走っている電車はやはり風景に負ける。
しかし、地下鉄という独特の空間では、乗客に対しての表現が目に留まる可能性が高い。


広告費の問題もあるのかもしれないが、もっと実験的な表現が、地下鉄にはあってもいい。


昔、アメリカの広告で、地下鉄のホームにソファーが置いていあるのを見た。
「どうぞ座って確かめて下さい」


家具メーカーの広告だった。


東京メトロ、「地下鉄におけるパブリックアートの変遷展」@地下鉄博物館

2010年10月28日木曜日

このノリだ

同じ時刻に、大勢の人が、同じMP3を聞いて指示に従うという社会実験。
とにかく映像を見てください。



なんだかわからないが、途中で涙が出てきた。
こういう突発的なイベントを許容する、多民族国家アメリカの自由さは素敵だ。

2010年10月26日火曜日

岡田武史

この間、テレビで岡田武史前日本代表監督の、ワールドカップを振り返る番組を見た。


初めてワールドカップ出場を決めたときも彼が監督だった。
日本代表の節目の時に、なぜか彼が監督をつとめている。


大会前には、脅迫状が家に届いたり、変な奴がうろついていたりしたらしい。
それでも彼は「ベスト4」の目標を曲げることなく、チームを最高の有機体にまとめあげ、自国開催以外での決勝トーナメント出場という快挙を成し遂げた。


彼の言葉で印象的だったのは、
「日本は弱いのだという現状認識をしたことによって、覚悟が決まった」
というもの。
フィジカルで勝てない、個人の局面で勝てないならどうするか。
その言葉でチーム一人ひとりの役割と、意識がはっきりしたのだと思う。


一見ぼーっとしたおじさんのように見えるが、彼の芯の強さにはすさまじいものがある。


大会後の休養期間を経て、また戦いたくなってきたのだそう。
日本の新たな指導者として、彼から学ぶべきところは沢山ある。
彼の今後の動向に注目である。

2010年10月25日月曜日

ネットがあれば履歴書はいらない

佐々木俊尚氏の「ネットがあれば履歴書はいらない」を読みました。


確かにこれからの時代、ネット上における自分の活動報告とセルフブランディングによって、仕事が舞い込んでくるという時代になるでしょう。
この本には、朝日新聞を辞めてフリーのジャーナリストとして活動している佐々木氏のやり方が書いてあります。


しかしながら、全くのフリーの人間が仕事にありつけるかというと、そう甘いものではないでしょう。
今までやってきたことがしっかりとありながら、それを世の中に提示して、社会に受け入れられるくらいの力がないと、フリーでやっていくのは厳しいのだなあと改めて思ったのです。


だから、僕みたいに、ブログを書いていれば、即出版社から本を出しませんかという話があるということではないということ。


基礎があってこその、自分の立ち位置があってこその、履歴書はいらない、です。


これからの若い人は、ネットによってもっと才能を発掘される可能性が高くなってくる。


うらやましいなあと思います。

2010年10月23日土曜日

音楽業界の変革

ネットを見ていたら面白い記事があった。

レコード会社中心の新人発掘・育成に一石を投じる音楽見本市が開催


インディーズのバンドにも素晴らしいのはたくさんいる。
レコード会社中心の、お金をかけて、売っていこうとする流れに対抗したものだ。


リスナーの側も、見え透いた宣伝や、嘘くさいイメージ戦略には飽き飽きしている。
ただ、知りたいのは本当にいい音楽は何なのかということだけだ。


まさに僕もレコード会社中心の音楽業界は、一回ぶっこわれて欲しいと思っているが、ようやくその波が始まったような気がする。


その時に僕は音楽をやっているかどうかわからない。
ちょっとタイミングが合わなかったことがさみしい。

2010年10月21日木曜日

新書がベスト

小飼弾氏の「新書がベスト」を読みました。



自宅に3万冊の蔵書をほこるバカでかい本棚を所有している彼。
今まで読んできた本も幅広いジャンルに渡っています。



自分の好きなものばかり読んでいると、知識が偏ってしまう。
とにかく本屋に行って、新書の棚からごっそりカウンターに持っていって買えということ。



「情報に対する脳の断面積をいかに広げるか」という彼の意見は、本当にそうだとおもいます。



「ラトビアの歴史」、「風呂釜制作の現在」、「クオーク」、「女性の品格」を自分とは関係無いからと思ってしまってはもったいない。

いかに自分のこととして、アイデアに関連づけていけるかが、頭の使いどころであるということでしょう。



本を読まなければという、力んだプレッシャーが、この本を読むことでなくなりました。
もっと気楽に、たくさんのことに当たって行こう。


新書とは関係ないけど、英語のペーパーバックも、軽い感じで読んでいこうと思ったのでした。

2010年10月19日火曜日

弾言

小飼弾の「弾言 成功する人生とバランスシートの使い方」を読みました。


バランスシートの考え方が本当に大切なのだ。
生活の面にもいても、バランスシートの考え方は応用できるということ。
何が資産で、何が負債なのかをしっかりと把握してみることの重要性。


この人は昔、家が全焼してゼロから始めた人なので、言っていることがデカい。
そして、なぜだか包み込むような優しさを文章から感じる。


お金ではなくて、カネという考え方。


「カネは他人とのコミュニケーションをシンプルにするためのツール。」
「カネで買えるものが増えれば増えるほど、社会は平等に近づいていく。昔は買えないものが多かった。いくらカネを積んでも、貴族の世界に平民は入れなかった。」
 
 
そして、これからの時代は、システムを考え出す人、システムを劇的に変更する人がのし上がっていくのだということ。
 
 
お金ではなくて、カネの使い方を勉強したい人はぜひ。

2010年10月16日土曜日

自動運転

グーグルが自動運転の車を開発中とのこと。


Google、“自動運転カー”プロジェクトを発表――既に公道で試運転中


すでに公道を走るテストも終えている模様。
実用には8年以上かかるらしいが、これが完成したら、人々の時間はもっと快適になるだろう。
太陽光発電の自動運転のタクシーが出てきたら、コスト下がるだろうし、移動手段の自由も広がるだろう。


ストリートビューで蓄積したデータと、車に取り付けたカメラによって、自動運転が可能になるそう。


すごい時代になったもんだ。

2010年10月14日木曜日

歩く前

赤ちゃんの力ってすごい。


迷子の1歳児、ハイハイで2kmさまよう=ウクライナ


見たい、聞きたい、触りたいという気持ちが、赤ちゃんを2kmに及ぶハイハイに駆り立てた。


学ぶべき姿勢だなと思った。

2010年10月12日火曜日

宮本浩次

 エレファントカシマシのボーカル。
ふと彼の歌声が聴きたくなった。



彼はとにかく物事に対して、真正面からぶつかっていく。
それを今でも続けている男。


夢のかけら-エレファントカシマシ



日本人で、本物のロックスターはそんなにいない。



2010年10月11日月曜日

携帯からの閲覧について

このブログを携帯から見れないというお問い合わせがあったので、以下に携帯閲覧用URLを張り付けておきますので参考にしてください。

http://www.google.com/gwt/x?u=http%3A%2F%2Fkajitakeki.blogspot.com%2F&btnGo=%E9%80%81%E4%BF%A1&source=wax&ie=UTF-8&oe=UTF-8

2010年10月9日土曜日

音で音を打ち消す

GIZMODEの記事より。
もうヒソヒソ声でしゃべらなくてもいい!! 周囲の人に声を聞こえないようにするポスター



看板の裏にスピーカーを仕込んで、人の話し声を軽減しようという発想。
なかなかいい目の付け所ではないかと思います。


記事にも書かれているように、病院や銀行などでは役に立ちそう。
受付の人が、ヒソヒソ話していると、お客さんが不安になってしまうことがある。


環境の構築のためにも、聞き取れないような薄い音楽を流すことには効果があります。


会話の抑制と、環境を穏やかにすること。
一石二鳥のいいサービスです。

2010年10月7日木曜日

真心ブラザーズ

真心ブラザーズの中で、ふと時間が止まったような感覚になる歌がある。
「この愛は始まってもいない」



素敵な歌詞だ。
まだ何も始まっていないのかもしれない


この愛は始まってもいない-真心ブラザーズ

2010年10月5日火曜日

ブルーベリーパイ

映画「マイ・ブルーベリー・ナイツ」を観ました。


出演は、ジュード・ロウ、ノラ・ジョーンズなど。


別れた彼を中々忘れられない女が、ふと立ち寄った喫茶店。
そこのマスターがジュード・ロウ。
ブルーベリーパイを出してくれる。


そして彼女は、彼との思い出を断ち切るために旅に出る。


喫茶店で食べる甘いもの。いいよね。

2010年10月2日土曜日

入社試験

「グーグルの入社試験」という本を読みました。
原則非公開であるグーグルの入社試験を、色々なとこからかき集めてきて、IT技術者、数学系塾講師、グーグル系プログラマー、物理学者、東大生が解くという内容。
問題は、数学、物理学、パソコン、グーグルに関する事柄など多岐にわたる。


僕はそもそも数学が全然分からないので、悔しくて解こうという気持ちにもならなかった。
世の中にはこんな問題に挑んでいる人もいるのだと思うと、何だかあまりに自分の生活とかけ離れていて、スカッとした。


その中で面白いなあと思った問題。


男の子を欲しがっている国がある。
家庭では、女の子が生まれたら、次を産む。
男の子が生まれたらそこで終わり。
そうやっていった場合、その国の男女比はいくつになるかという問題。


女の子が極端に増えそうであるが、答えは1:1だそうである。


感覚にとらわれることなく、はっきりと答えを出す数学の力はすごい。


この本には、他にもおもしろい問題がたくさん出ていた。


日本でも、グーグルのような発想を問う入社試験が増えてくればいいなあと思った。
作るほうも大変だが…。

バカジカラ2

この度、ブログを新しくしました。
雑記帳、近況報告としてこれからも続けていきたいと思います。
皆様の人生の、ふとしたきっかけになれれば幸いです。
よろしくお願いします。