2011年12月8日木曜日

彼の主張

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「亜希子。頼む、帰ってきてくれ」

2011年12月6日火曜日

隣の人

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お隣さんがこれだったら、毎日テンション上がる

2011年12月3日土曜日

2011年12月1日木曜日

2011年11月29日火曜日

スリーパーズ

映画「スリーパーズ」を観ました。

スリーパーズ』(Sleepers)は、1996年に公開されたアメリカ合衆国の映画作品。バリー・レヴィンソン監督。上映時間147分。
(Wikipediaより引用)


ストーリーもWikipediaより引用。
些細ないたずらが原因で過失傷害を問われ、少年院に送られたロレンツォ、マイケル、トミー、ジョンの4人の少年。そこで待っていたものは看守たちからの性的虐待だった。圧倒的な暴力を前になすすべもなく、少年たちは心に深い傷を負う。
やがて成人した4人のうち、トミーとジョンがかつての看守に出会い、射殺してしまう。検事補になり、今事件を担当することになったマイケル、新聞記者となったロレンツォは2人を無罪に、そして少年院であった虐待を公にすることを誓い、奮闘する。
検察側の証人である看守の1人に虐待があったことを認めさせ、もう1人はギャングの弟を院内で撲殺したことを兄に密告され、射殺される。
2人の証人が裁判で証言した不利な状況で、ロレンツォは4人をよく知るボビー神父に聖職者は嘘をつかないと知った上で偽の証言をしてほしいと懇願する。少年院であった出来事をキャロルや神父に打ち明け、翌日、神父は出廷し、偽の証言をする。
看守への復讐が着々と進み、残るは無罪判決のみ。
判決は無罪。
その後、4人とキャロルは祝杯をあげる。これが5人が集まった最後の夜となった。


久しぶりに映画を見ようという気持ちになったので、タイトルで選んでみた。
健やかな時間を過ごそうと思っていた。


そしたら、テーマが少年院での幼児虐待。
仲良し4人組の少年が大人になり、幼少期に看守に受けた性的暴行への復讐を図るというとんでもなく重たいストーリーだった。


途中で見るのをやめようと思ったが、最後まで見て何かあるかもしれないと思い、147分の長めの作品を終了。


なんとも気の休まらない重苦しいシーンの連発だったが、見終わった後に感じたなんとも言えない爽快感。
諸行無常の響きありを感じられる作品。
なるほど、人生何があってもそんなに恐ろしい問題ではないんだなあとちょっと達観できるかもしれない。
まあ、見ても見なくてもいい映画。
それをお知らせしておきます。

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75点。

2011年11月26日土曜日

マチュピチュ

世界遺産みたいなものにそんなに興味はない。
そりゃあ世界にはたくさんすごいところがあるわなあと思ってしまう。


そんな中で、マチュピチュの存在だけはどうしても引っかかる。
どう考えても、おかしなことが多いからだ。


別に古代に現代以上の文明があったとか、そういうことを言いたいのではない。
しかしながら、現代科学が解明できていないものに、既に気づいていたのではないかという気すらしてくる。


生きているうちに行ってみたい。
そして、何かを分かって帰ってきたい。

2011年11月24日木曜日

彼の主張

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「やべぇな~。日本帰りたいけど、タイミングがわからなくなってきたな…」

2011年11月22日火曜日

eastern youth

eastern youthは今何をしているのだろう。
大学の授業で、この曲でプレゼンをした。
日本文化がいかに世界に出ていくかについて。


若かった。


久しぶりに彼らの歌を聞いて、熱いものがよみがえってきた。


2011年11月19日土曜日

体を張ろう

Designworksの記事より。
さまざまな背景と一体となれるペイントアート「Camouflage Art」


周りの風景と一体となるボディペイントの紹介。
日本ではあまり見かけられない表現方法。
なぜだろう。


中でもこの写真に驚く。
描かれている間、この人はずっと立ちっぱなしだったんだろうか。

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そして、遠近感と現実感が止まってしまうような感覚になるこの作品。
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体張っているっていう点が何だかいい。

2011年11月17日木曜日

静岡おでん

何だか最近は酒を飲むことよりも、どんな料理と一緒に飲むかということに主眼を置くようになってきた。
歳を取ったということか。


そんな中、静岡おでんの店を見つけた。
おすすめ静岡おでん。
今までのおでんの概念がガラリと変わる。




泡盛との相性が最高だった。
酒との相性の料理をこれからも探求していこうと思った夜だった。

2011年11月15日火曜日

マセラティ

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ここまで全てを兼ね備えた車を僕は知らない。

2011年11月12日土曜日

彼の主張

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「あそこに見えるのが、あれだよ。ゆとり教育の弊害ってやつだよ」

2011年11月10日木曜日

ストライカーのつくり方

「ストライカーのつくり方」(藤阪ガルシア千鶴著、講談社)を読みました。
アルゼンチンサッカーにスポットを当てて、サッカーの魅力を掘り下げた快作。


内容はAmazonから引用。
メッシ、テベス、イグアイン、アグエロ、ミリート……一流たちの原点をさぐる。
メッシが変身した瞬間とは? テベスが備える「理想の選手の条件」とは?
イグアインの少年時代のシュート練習とは? 
現地在住22年の日本人ジャーナリストが、「育成の父」から「未来の逸材」まで、
アルゼンチンサッカーの指導現場を徹底取材し、名ストライカー輩出の秘密に迫る。


アルゼンチンという国が有能なフォワードを量産する理由が少しだけわかった気がしました。


どうやってメンタルを鍛えているか。
もう競争に勝ち抜いて、表舞台に出てくるまでの経験が日本とは全然違う。


著者は現地在住の日本人女性。
ちょっと偏見かもしれませんが、女性でここまでサッカーを語る人に僕は出会ったことがありませんでした。
何だか非常に嬉しくなりました。
サッカーは男だけのスポーツではなかったのだ、ポジションについて語り合える女性が世の中にいることが分かったのは大いなる発見でした。


この本では、メッシが冒頭に取り上げられています。
天才的なFWが誕生するのは、その地域の特色が生み出す偶然のように感じました。
ウイスキーが、アメリカとスコットランドと、イギリスとで味が変わっていくようなイメージ。
その土地の特色と、欠点を補おうとするアイデアがうまくマッチング
した時に、奇跡的な存在の誕生が起こるのだと感じました。


サッカーの理解がさらに深まるいい本。
サッカー雑誌とはまた一味違った、新たな気づきを与えてくれるきっかけになります。


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2011年11月3日木曜日

サイダーハウスルール

映画「サイダーハウスルール」を観ました。


サイダーハウス・ルール』(The Cider House Rules)は、1999年製作のアメリカ映画。原作はジョン・アーヴィングの同名小説『サイダーハウス・ルール』。ジョン・アーヴィング自身が脚本を書き、さらに駅員として出演もしている。2000年にアカデミー助演男優賞と脚色賞を受賞した。


舞台はメイン州ニュー・イングランド。
人里はなれたセント・クラウズにある孤児院でのお話。
主人公、ホーマー・ウェルズはその孤児院で産声を上げた。


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孤児院の院長のもとで、にわかの堕胎の技術を学ぶ。
優秀であるのに、引き取り手がなかなか見つからないホーマー。


孤児院に堕胎にやってきたカップルとの出会いをきっかけに、自らの意志で孤児院を出ることを決意。
リンゴ農園で働くことになる。


りんご農園「サイダーハウス」での様々な人間との出会いと、現場でのルール。
そして、人々に降りかかる事件と災難。


ホーマーはどうやって困難を乗り越え、人間として成長していくのか。


最近見た映画の中では、格段によく出来ていた。
人間と人間がうっすらと結びつき合いながら、必死に生きていかなければならないことを教えてくれる作品。
ぜひ、一度見て欲しい。


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孤児院の院長役を演じた、マイケル・ケインという役者さんが非常に素敵だった。
現代になかなか見受けられなくなったダンディズムを感じた。


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90点。

2011年11月1日火曜日

2011年10月29日土曜日

MCコミヤ

朝起きて、ふとMCコミヤの「倦怠期です」が聴きたくなった。
ある意味、MCハマーのオリジナルよりキレがあるかもしれない。


2011年10月27日木曜日

予告デミー賞

架空映画の予告編を集めた映画祭「予告デミー賞」の第2回開催が決定。審査員にあのアーティストも。


映画の予告編ばかりを集めた映画祭、予告デミー賞が開かれるそう。


世の中には予告編だけで十分な映画がある。


新たな楽しみ方のジャンルになるかもしれません。
予告編だけ作って、本編はないっていうのも面白いかもしれない。

2011年10月22日土曜日

ハーモニー

不思議な映像。
iPhoneで撮影、不思議な「スローモション動画」

ギターの弦の振動を裏からIPHONEのカメラで撮ったら、不思議な光景に出会ったというお話。




各弦の太さの違いによる振動の違いの様子が目ではっきり見える。

アート

引越センターのCM曲。
オリジナルと違ったコード進行で曲が進む。





芯となるメロディは変えず、周りの環境を変える。
まさに引越し。
こういった小さな変革から全ては変わっていく。

2011年10月20日木曜日

2011年10月13日木曜日

サラウンド

俺もおっさにんなった。
若く見えて、意外といっているという状態になってきた。


振り返る時に聴きたい歌がある。
そして、また明日から、踏み出していけるように。


2011年10月11日火曜日

2011年10月8日土曜日

彼女の主張

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「もう!お父さんったら! 私の歯ブラシにくっつかないように置いてって言ったのに!」

2011年10月6日木曜日

カプセル世代

六本木経済新聞の記事より。
ヒルズに黒川紀章設計の中銀住宅カプセル-「メタボリズムの未来都市展」で


黒川紀章の破天荒さに気づいたのは、ちょっと前の都知事選の時だった。
彼はガラス張りの選挙カーに乗ってやって来て、演説をやっていた。
この人はすごいと思った。
未来が見えているんだなあと思った。
ドクター○松氏と同じククリにされている感じがあるけど、黒川氏は確かに未来が見えている気がした。


そんな氏がデザインした、カプセル住宅が六本木で展示されているようだ。
森美術館で9月17日から開催予定の「メタボリズムの未来都市展:戦後日本・今甦る復興の夢とビジョン」


以下は記事からの引用。
 同展は1960年代、戦後の日本で活発に展開されていた世界で最も知られる日本初の建築運動「メタボリズム」がテーマ。カプセル建築は、メタボリズム運動のシンボル的存在として国際的に知られたが、「メタボリズム」とは生物学用語で「新陳代謝」を意味し、『生き物が環境に素早く適応しながら次々と姿を変え、増殖していくように、建築や都市も、有機的にデザインされるべきである』という理論に基づいている。


このコンセプトには賛同できる。
そろそろ都市環境も有機的なモノを取り入れないと、窒息して破綻してしまう段階に来ている。


黒川氏が提唱し作り上げたカプセル建築は、まさに現代のマンガ喫茶、カプセルホテルの中で生きている。
それがいいことなのか、悲しいことなのかはまだ僕には分らない。


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2011年10月4日火曜日

彼の主張

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「もうアメリカなんてどうでもいいんです。やばいんです。僕は最近、ちょうどいい硬さにパスタをゆであげることにしか興味ないんです」

2011年10月1日土曜日

マンマ・ミーア!

映画「マンマ・ミーア!」を観ました。


マンマ・ミーア!』(原題:Mamma Mia!)は、2008年7月に欧米で公開されたユニバーサル・ピクチャーズ製作の映画ミュージカルマンマ・ミーア!』を映画化したものである。
劇中の曲は全て、世界的に有名なスウェーデン出身のポップ音楽グループABBAの曲をベースにしている(一部、歌詞に変更あり)。
同年12月、『タイタニック』をしのぎ、英国史上最高のヒット作品となった[1]

(Wikipediaより引用)


ストーリー。
舞台はギリシャエーゲ海架空の島にあるホテル。ホテルのオーナーであるドナ・シェリダンと娘のソフィーは、親子二人で仲良く暮らしていた。
そのソフィーの結婚式が明日に迫り、招待客が船で島に到着しはじめる。ドナは古い友人のロージーとターニャを迎えに行き、久し振りの再会に大喜び。
一方ソフィーは自分の友人達にある計画を打ち明ける。ドナの日記を盗み読みした彼女は、自分の父親候補が3人いることに気付き、その3人の男性にドナの名前で招待状を送っていたのだった。ヴァージン・ロードを父親と歩きたいと願うソフィー。もちろんドナはこの計画を知らない。父親候補のサム、ハリー、ビルはそんな事情も知らずに、20年ぶりにドナに会いに戻ってくる。

(Wikipediaより引用)


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娘の結婚式に集まる人たち。
ギリシアの美しい海と景色もこの映画の見どころのひとつ。
それだけで心が洗われるよう。



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ストーリー展開の中で、いきなり始まる歌と踊り。
すべてABBAの曲。
俳優が多少無理している感じがまたいい。


ミュージカルは苦手だったが(まあこの映画をミュージカル映画と呼べるかは別として)、この映画を観て、素敵だなあと思えるようになった。
歌は、おそらく俳優さんたち本人が頑張って歌っている。
中にはちょっとへたくそな人もいるが、頑張っている感じが良かった。
出演者みんながうまい舞台のミュージカルよりも、人間的な暖かさがただよっていていい。


即席感と素人感とテンションだけで作った作品。
金がかかっているのか、かかっていないのかの判別も不能。
ストーリーもあってないようなもの。
誰が本物かわからなかった3人の父親も、最後はすべて自分たちで楽しんでいる。
それでいいのだ。
人生真面目に考えても仕方ないのかも。
楽しんだもん勝ちだなあと思えた。


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母親の親友役を演じた、ジュリーウォルターズの演技が絶妙。
ロケンローなおばちゃん役がかっこよかった。

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いつかもう一度観たいと思った、初めての映画。


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93点。

2011年9月29日木曜日

2011年9月27日火曜日

哲学する赤ちゃん

「哲学する赤ちゃん」(アリソン・ゴプニック著、青木 玲訳 亜紀書房)を読みました。


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赤ちゃんの能力というものが昔から気になっています。
とてつもない潜在能力を持っているのではないかと思います。


実際に子供を育ててみるのがいいのだけど、そう簡単に試せるものではない。
だからと言って、育児書を読んでもちょっと気持ち悪い。
そんな時に、いい本に出会いました。


本書では、赤ちゃん(3歳未満と定義)が、実はすごい能力をもっていることの例がいくつも紹介されています。
15ヶ月の赤ちゃんは、もうすでに過去、未来、現在を筋立てて理論を形成して、物語ることができるということ。


僕は赤ちゃんの行動を、子どもだからといってバカにしていません。
親の立場だったら、「も~、ダイスケちゃん。言うこと聞いてちょうだい!」ということになるのだろうけれども。
大人から見るとバカバカしく見えても、一つひとつの行動には、何かしらの理由が隠されているのです。
見逃せないと思います。


本書には、子どもはこうだからといった、大人の偏見を変えさせるような例がたくさん出てきます。
凝り固まって行く自分の発想や価値観が、またこの本のおかげでニュートラルになった気がします。


作家の例が取り上げられています。
大人の分別を持ちながら、赤ちゃんのようなイマジネーションと柔軟性を持ち続けること。
その気持ちを、恥ずかしがることなく、改めて自分に言い聞かせるいい機会になりました。

2011年9月24日土曜日

2011年9月22日木曜日

彼の主張

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「な~んで俺の目玉焼きハンバーグだけ、来るの遅いんだよ!」

2011年9月17日土曜日

秋口

いつの間にか夏は終わってしまったみたい。
今年は海にも、祭りにも、花火にも、行けなかった。
でも、何かしらの経験になればいいなあと思う。


BONNIE PINKで爽快に進んでいきたい。




2011年9月15日木曜日

2011年9月13日火曜日

ギルバートグレイプ

映画「ギルバートグレイプ」を観ました。


ギルバート・グレイプ』 (原題:What's Eating Gilbert Grape)は、1993年アメリカ映画ピーター・ヘッジスの同名小説の映画化。レオナルド・ディカプリオアカデミー賞にノミネートされた。

ストーリー

自分が生まれ育ったアイオワ州の小さな町から生まれてから一度も出たことが無いギルバート。彼には重い知的障害を持つ弟アーニー、夫の自殺から7年の間家から出たことがない肥満で過食症の母、二人の姉妹がおり、食料品店で働きながら家族の面倒を見ていた。そんな時、旅の途中でトレーラーが故障し、ギルバートの町にしばらくとどまることになった少女ベッキーと出会う。(Wikipediaより引用)
 
 
 
ギルバートは、食料品店で働きながら、鬱々とした毎日を過ごしている。
問題を抱える家族との生活。 
 
 
突飛な行動でギルバートに迷惑をかける、知的障害を持った弟。
夫に死なれてから家から出れなくなって、どんどん太っていく母親。
 
 
僕がギルバートの状況だったら、いち早く家から飛び出しているだろう。 
しかし、ギルバートは家族を見捨てることはなかった。
つまらない田舎で、黙々と働き続けた。
 
 
 
ギルバートはある日、街にやってきた女性、ベッキーと出会う。
彼女はキャンプを張って世界を旅する冒険者。
彼女との出会いが、ギルバートを少しだけ変える。
 
 
ギルバート、そして弟、ベッキーは車でどこかに向かって走り出す。
 
 
そうなんだ。
いつでも、どこでも、きっかけがあれば、人はどこにだって行ける。
目的地なんて分からなくていい。
 
 
その爽快感が気持ちよかった。
 
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80点。

2011年9月10日土曜日

Firefox

みなさんはインターネットブラウザ、何を使っているだろうか。
僕は主に「Firefox」を使っている。


豊富な機能拡張でカスタマイズできる。
一旦その便利さに慣れてしまうと、他のモノに行けなくなる。


世界的なシェアは、やはり「Internet Exploer」が依然として強いようである。
デフォルトの機能を変えないまま使っている人が多いのだろう。


その「Firefox」に「Aurora」というバージョンがあるのに気づいた。
課題だったメモリの消費量がかなり抑えられているように感じる。
速度がものすごく上がっている。


現時点では安定性にかけるので、上級者向けだと書いてあるが、ちょっと試してみてもいいだろうと思う。
おすすめです。
下記のリンクからダウンロードを。


Firefoxプレビューリリース

2011年9月8日木曜日

木がこうなる

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ここまで木を加工して、ぜいたくに使った街並み見たことない。
どこにあるのだろうか。
木を使った建築でも、日本と海外でこうも違ってくるのだということ。
面白い。

2011年9月6日火曜日

龍馬脳のすすめ

「人生が驚くほど変わる 龍馬脳のススメ 」茂木健一郎著を読みました。


日本人が大好きな坂本龍馬。
その龍馬を、脳機能の側面から切った、茂木健一郎氏による快作です。


龍馬を扱った作品は数多く存在します。
つい先ごろの大河ドラマも龍馬が主人公でした。


今までの龍馬作品には、なんとなく入り込めませんでした。
現代の感覚に合わせた脚色、龍馬自体の性格の極端なデフォルメの感じ。
嘘くささが伝わってきて、そんなわけないだろうという反発心が起こってきて嫌になってくる
結局龍馬自体がどんな人なのかがよくわからなかった。
知りたいのは、龍馬がそこらへんにいるおじさんと変わらないということ。


この本は、龍馬の人間性がすんなりと自分の体の中に入ってくるような気がします。
所々に散りばめられた彼のエピソードは目新しいものが多く、新鮮でした。


竜馬は26歳の時に土佐藩を脱藩しています。
それは当時の価値観に照らし合わせてみれば、無謀そのもの。


この本のキーワードは「脱藩」です。
とにかく既成の枠組みから一旦はみ出してみることの大切さ。


ドロップアウトとの違いが難しいところです。
成功すれば、ヒーロー。
失敗すればアウトロー、変人扱い。
いくつになっても自分のモノサシで歩いていくことの大切さを教えられました。



暑苦しい龍馬本が苦手な人にはおすすめです。
「やるしかないんじゃけんのう」という、土佐弁もどきが口をついて出てくるようになるほど元気になれます。



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2011年9月3日土曜日

ken and match

音楽ニュース:リッスンジャパンの記事より。

堺正章とクレイジーケンバンドが公開レコーディング 9月にコラボシングル発売


45歳年下女性との再婚で何かと話題なマチアキ。
そんな彼が、クレイジーケンバンドと組んで送り出すニューシングル。


記事を見たときに感じた安心感。
皆が生き急ぐ現代に、オヤジ二人が暖かな風を吹かせてくれると期待した。


結論から言うと、もっとふざけてほしかった。
そして、ヴォーカルにもっとリバーブをかけて、古い雰囲気を出してほしかった。
マチアキのリアルな声が逆に気持ち悪い(笑)



二人の男はゆっくり生きているが、制作現場に時間はなかったようだ。


2011年9月1日木曜日

開放感


探せばある、都会でも開放感のある場所。


自分で見つけられなくても、友達が知っている。


早くまた行きたいなあ。

2011年8月30日火曜日

彼の主張

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「ということは、日本では駄菓子屋が子どもたちの未来をになっているということですね」

2011年8月27日土曜日

survivre avec les loups

2008年公開の、フランス、ベルギー、ドイツ合作映画。
邦題は「ミーシャ/ホロコーストと白い狼」。



1943年のベルギーで、ユダヤ系の両親と共にドイツから隠れるように住んでいる少女ミーシャ。
両親は強制連行される。
ミーシャは逃げる。
ドイツ、ポーランド、ウクライナ。
ミーシャは両親を探して歩き続け、飢えと寒さの極限状態を乗り越えていく。



主演の子役がすごい。
飢餓状態で、ネズミを食ったりするシーンがある。
人間の野生を感じる。
日本で言うと、吉高由里子のような魅力を持っている。

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旅というか、逃避の途中で、犬や狼みたいな動物に助けられる。
もう、極限状態でよく生きているなあと思う。
俺だったら、犬が来た時点で、食われる覚悟をする。



この映画が結局何をしたかったのかがよく分らない。
ナチスの酷さを言いたかったのか。
人間の強さを現したかったのか。
ドキュメンタリーではなく、映画ならではの表現が見られなかった。
映画にする意味があったのか。
そこがさみしい。


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72点。

2011年8月25日木曜日

2011年8月23日火曜日

サーティーワン



このCMソングは100点に近い。

とくに「来てきて~」の息の抜き方は絶妙。

歌い手さんの感情の豊かさが想像できる。

踊っているお姉さんの、その奥に隠されたモノを見よ。

2011年8月20日土曜日

発想するコピーライティング

「発想するコピーライティング」(石原雅晴著、宣伝会議)を読みました。


商品、テレビCM、政府の活動などに対するキャッチコピーがたくさん載っています。


著者が教えている学生さんたちのコピーの例がたくさん紹介されている。
そこに著者の添削が入って、コピーライティングの奥深さが伝わってきます。


TVCMのコピー編では、CMの登場人物の会話やナレーション、映像の説明が文字だけで記されています。
でも、それだけで臨場感があり、十分に楽しめるからすごい。


著者のボディコピーに対するアドバイス。

●クライアントからの語りかけが基本
●ボディコピーの基本は丁寧語
●コピーは1行=25字程度
●~です。~ます。~ました。~ません。体言止め。省略を上手に使う
●漢字率の目安は3割3分くらい
●商品のモノ的な特徴は、●黒丸方式で
●キャッチは大きく。レイアウトも考えて


これは色々な文章に応用できそうです。
目にするキャッチコピーの見方が変わって、楽しくなる1冊。


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2011年8月18日木曜日

2011年8月16日火曜日

亀も空を飛ぶ

概要
亀も空を飛ぶ』(かめもそらをとぶ、Kûsiyan jî dikarin bifirin)はバフマン・ゴバディ監督・脚本による2004年イラクイランフランス映画。フセイン政権崩壊後にイラクで制作された初めての映画である。アメリカ合衆国による侵攻直前のクルド系の地域の戦争に傷つきながら生きる子供たちを神話的に描き、2005年ベルリン国際映画祭Glass Bear賞や、ロッテルダム国際映画祭観客賞受賞など国際的に高い評価を受けた。出演しているのは実際の戦災孤児たちである。日本では2005年に岩波ホールで公開された。(Wikipesiaより引用)



舞台はアメリカが介入する前の、イラク戦争中のイラク。
兵器の残骸がいたるところに積み上げられている集落。
いつ戦争が始まるかわからない不安の中で生きている人々。
そんな過酷な状況の中で、情熱を持って村の子どもたちを仕切って働かせるリーダー格の少年、サテライトを軸に話が進んでいく。



村に外部から、兄と妹と小さな弟が移ってくる。
周りの環境に馴染めない兄弟。かたくなに心を閉ざしている兄弟。
サテライトは、彼らの心を開こうと努力するが、兄弟は口をきこうとしない。
サテライトの力もむなしく、次第に兄弟に、悲劇が起こっていく。



イラク戦争について僕が知っているのは、夜間に緑色の光が飛び交うニュース映像、そのくらいだ。
ぞの地域に生活している人々の様子まではうかがい知ることはできなかった。
地雷撤去を生活の糧にしている子どもたちがいることを知らなかった。



この映画は、そこら辺の描写がリアルですごかった。
実際の戦争孤児たちが出演している。
腕がなかったり、足がなくても器用に走っている子どもがいたり。
ほとんどが地雷の影響だろう。
地雷を撤去して、売るというシステムが存在するのがそもそもの原因だ。
現在も続いているのかもしれない。
しかし、それを地雷撤去をやって食っていくしかないということ。何という現実だろう。



極端な暴力の描写はない。戦闘機が飛び回るような、派手な爆撃シーンなどもない。
子どもたちは、環境にうまく適応して、楽し気に暮らしているようにも見える。
しかし、戦争というもののどうしようもない状況が、ひしひしと伝わってくる。
人々の力ではどうにもならない、受け入れるしかない現実の大きさを伝えている。



それがうまく物語として、一つのストーリーとしてまとめられているところにこの映画の意義がある。
爆発や、人々の叫びを切り取ったニュース映像だけでは伝わって来ないものがある。
英雄の活躍や、戦争中の男の友情を描いた「プライベート・ライアン」みたいなものだけが戦争というわけでもない。



タイトルの、「亀を空を飛ぶ」とはどういう意味なのだろうか。
Turtle can fly。
亀は空を飛べない。身を守るために甲羅に閉じこもる。




でも、どんな状況でも、自由や可能性はどこかに残されているということなのだろうか。



83点。

2011年8月13日土曜日

塗る気になるわ

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何か、ペンキの缶ひとつとってもおしゃれなんだよなあ。

2011年8月11日木曜日

彼の主張

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「えっ。あるなら先に言ってよ。ごま塩で食べちゃったよ」

2011年8月9日火曜日

携帯電話のCM



こないだテレビを見ていて、ふと耳に止まったテレビCMの音楽。

携帯のCM。

非常にいい。

あとで「携帯電話のCM」ということだけを頼りに探しまくったら、見つかった。

歌っているのは、Salyuらしい。

作ったのは誰かわからない。

日本もようやく、Aphextwinに追いついたか。

2011年8月4日木曜日

彼の主張

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「だから言ったのに。顔で選んじゃダメだって。」

2011年8月2日火曜日

思考の整理学

外山滋比古著、「思考の整理学」(ちくま文庫)を読みました。


僕が今、芸術に対して直面している問題が解けた気がした。


僕が昔から疑問に思っていたことが、この本にはたくさん出てくる。
そして、それらが解決へとまた一歩近づいた気がした。
少し厚かましいかもしれなけど、僕と同じようなことを考えている人がいてくれてほっとしたような気分がした。


この人のエッセイはすごい。論理的でありながら、読みやすい簡潔な文章。
一つひとつのエッセイは短いのに、その中に含まれている文章の次元が高い。
身近な話題から入って、いつの間にか未来の話になっている。
まさに僕が理想とする形。


種は明かしませんが、僕の気になったのは以下の3点。


・編集することの大切さ
・情報の次元を高めていくこと
・自分で飛ぶ事のできない、グライダー人間が増えていること


「考えること」の楽しさを教えてくれる素晴らしいエッセイ集。


考えることが大好きな人は是非一度読んでみてください。