2010年11月18日木曜日

主人公は僕だった

映画「主人公は僕だった(stranger than fiction)」を観ました。


国税庁に勤める主人公ハロルド。
毎日きちっとしたスケジュールで、決まり切った型にのっとって真面目に仕事を続けていた。計算がものすごく早い。


そんなとき、突如、ハロルドの行動を物語風に語る女性のナレーションが聞こえてくる。
「ハロルドは毎朝、57回歯を磨く。ネクタイは毎日シングルノットで結ぶ。そのほうが2.5秒早いからだ。」


ハロルドは疲れているのかと思い、長期休暇を取る。
その女性のナレーションは実は、とんでもない正体だった。




個性豊かなキャラクターが素晴らしい。出てくる人の演技力にホレボレします。
あえて言うなら、最後のオチに納得がいかない。もっと考えてほしかった。


でもすてきな映画です。
人生って不思議だなあと思わせるいい作品。
人生を喜劇にするか、悲劇にするか。それは、ちょっとしたものなのかもしれない。