2011年11月3日木曜日

サイダーハウスルール

映画「サイダーハウスルール」を観ました。


サイダーハウス・ルール』(The Cider House Rules)は、1999年製作のアメリカ映画。原作はジョン・アーヴィングの同名小説『サイダーハウス・ルール』。ジョン・アーヴィング自身が脚本を書き、さらに駅員として出演もしている。2000年にアカデミー助演男優賞と脚色賞を受賞した。


舞台はメイン州ニュー・イングランド。
人里はなれたセント・クラウズにある孤児院でのお話。
主人公、ホーマー・ウェルズはその孤児院で産声を上げた。


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孤児院の院長のもとで、にわかの堕胎の技術を学ぶ。
優秀であるのに、引き取り手がなかなか見つからないホーマー。


孤児院に堕胎にやってきたカップルとの出会いをきっかけに、自らの意志で孤児院を出ることを決意。
リンゴ農園で働くことになる。


りんご農園「サイダーハウス」での様々な人間との出会いと、現場でのルール。
そして、人々に降りかかる事件と災難。


ホーマーはどうやって困難を乗り越え、人間として成長していくのか。


最近見た映画の中では、格段によく出来ていた。
人間と人間がうっすらと結びつき合いながら、必死に生きていかなければならないことを教えてくれる作品。
ぜひ、一度見て欲しい。


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孤児院の院長役を演じた、マイケル・ケインという役者さんが非常に素敵だった。
現代になかなか見受けられなくなったダンディズムを感じた。


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90点。