2011年11月29日火曜日

スリーパーズ

映画「スリーパーズ」を観ました。

スリーパーズ』(Sleepers)は、1996年に公開されたアメリカ合衆国の映画作品。バリー・レヴィンソン監督。上映時間147分。
(Wikipediaより引用)


ストーリーもWikipediaより引用。
些細ないたずらが原因で過失傷害を問われ、少年院に送られたロレンツォ、マイケル、トミー、ジョンの4人の少年。そこで待っていたものは看守たちからの性的虐待だった。圧倒的な暴力を前になすすべもなく、少年たちは心に深い傷を負う。
やがて成人した4人のうち、トミーとジョンがかつての看守に出会い、射殺してしまう。検事補になり、今事件を担当することになったマイケル、新聞記者となったロレンツォは2人を無罪に、そして少年院であった虐待を公にすることを誓い、奮闘する。
検察側の証人である看守の1人に虐待があったことを認めさせ、もう1人はギャングの弟を院内で撲殺したことを兄に密告され、射殺される。
2人の証人が裁判で証言した不利な状況で、ロレンツォは4人をよく知るボビー神父に聖職者は嘘をつかないと知った上で偽の証言をしてほしいと懇願する。少年院であった出来事をキャロルや神父に打ち明け、翌日、神父は出廷し、偽の証言をする。
看守への復讐が着々と進み、残るは無罪判決のみ。
判決は無罪。
その後、4人とキャロルは祝杯をあげる。これが5人が集まった最後の夜となった。


久しぶりに映画を見ようという気持ちになったので、タイトルで選んでみた。
健やかな時間を過ごそうと思っていた。


そしたら、テーマが少年院での幼児虐待。
仲良し4人組の少年が大人になり、幼少期に看守に受けた性的暴行への復讐を図るというとんでもなく重たいストーリーだった。


途中で見るのをやめようと思ったが、最後まで見て何かあるかもしれないと思い、147分の長めの作品を終了。


なんとも気の休まらない重苦しいシーンの連発だったが、見終わった後に感じたなんとも言えない爽快感。
諸行無常の響きありを感じられる作品。
なるほど、人生何があってもそんなに恐ろしい問題ではないんだなあとちょっと達観できるかもしれない。
まあ、見ても見なくてもいい映画。
それをお知らせしておきます。

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75点。