2004年公開の映画。
旧共産圏のグルジアが舞台。
おばあちゃんと娘と孫娘の3人暮らし。
娘と孫はおばあちゃんをちょっとめんどくさく思っている。
それに加え、活力のない国、日々の暮らしに嫌気を感じている。
そんなとき娘が、フランスで働いている、おばあちゃんの息子が事故で死んだとの知らせを受ける。
おばあちゃんに言うべきか言わざるべきか。
娘と孫は、やさしい嘘をつき続けようとする。
自分だったらどうしただろうか。
おばあちゃんに嘘をついたまま、死ぬのを待つだろうか。
嘘をつき続けて生きるのも辛いから、おそらく本当のことを話すだろう。
家族のことや、嘘について考えさせられる、不思議な作品。
今日も色々な人が、それぞれの考えで生きている。
68点。