2011年5月28日土曜日

ヤバいぜっ!デジタル日本

高城剛著、「ヤバいぜっ!デジタル日本」(集英社)を読みました。


高城剛という人物がふと気になり、読んでみました。
ハイパーメディアクリエイターということで、映像を専門に扱っている人なのでしょう。
結局何をやっている人なのかはこの一冊からは分かりませんでしたが、彼の才能を垣間見ることができました。


IT、情報業界における、国家のブランド構築力不足が指摘されています。
それはどの業界においても指摘されていること。
日本の鎖国体制のヤバさ。
海外競争にことごとく負けてしまう。


もう5年前の本ですが、彼は先、そのまた先を見通して、実際に行動している。
沢尻に振り回されようが、その短パンは何だと指摘されようが、自分の道を突き進んでいる。
その行動力とエネルギーに圧倒されるばかりです。


日本は海外のものを取り込むのがうまい。
海外から取り込んだものに、日本独自の概念を組み合わせて、ハイブリッドを作り出していくしか道はない。
アイデアをパクるのではなく、ハイブリッドを生み出していく。
単なる言い方の違いなのかもしれませんが、物事生み出す際に、自分の力だけでやろうとする制限が取れた感じがしました。



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