2011年2月24日木曜日

ハピネス

映画「ハピネス」を観ました。

ハピネス』(Happiness) は1998年製作のアメリカ映画である。トッド・ソロンズ監督。ニュージャージー州を舞台に、トリッシュ、ヘレン、ジョーイの三人姉妹とその家族を描くブラックコメディ。カンヌ国際映画祭で国際批評家賞を受賞。(Wikipesiaより引用)



この作品は面白かった。久々に映画っていいなあと思いました。
アメリカに住む、3姉妹を軸にしたお話。
一見幸せな暮らしをしているように見える長女。しかし、夫が…。
次女は作家。その妄想がすごい。
三女は何がしたいのかわからない、30過ぎた、パラサイトシングル。
両親も離婚の危機。
これって大げさな描写ではなくて、現代ではごく当たり前な家族の姿かもしれない。



かなりブラックな作品。
しかし、それぞれの人間を悲劇的に扱うのではなく、奥底には暖かさがあふれている。
みんな裏で人には言えない色んな問題や嗜好を抱えて、がんばって生きている。
それをうまくまとめた作品です。



幸せは人それぞれ。
人の幸せを憎らしく思ったってしょうがない。
まず自分の幸せを追求しようと思えた。



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89点。