2001年公開のイギリス映画。
「フルモンティ」を撮ったピーター・カッタネオ監督の作品だったので、少々期待していたのです。
結論から言うと、全くおもろないわ!(笑)
舞台は刑務所。様々な極悪犯がいます。
所長の退職を機に、囚人たちが刑務所でミュージカルをやることになった。
そのどさくさに紛れて数人が脱獄を計画するのだが…
何だか刑務所の緊迫感はないし、みんないい奴すぎる。
部屋でコーヒーとか飲んでるし、タバコも吸っている。酒を部屋で作っている奴もいる。
イギリスの刑務所はこんなんなのか?普段と変わらんやん。
緊迫感がない。
囚人のキャラクターは立っているのだが、全員嘘くさい。
放火犯の挙動がおかしかったり、殺人犯がモヒカンで入れ墨だらけだったり。
これは明らかに本が悪い。
頭を使ってないとこれほどにつまらないものになるのかという意味で、本を書く人に教訓としてオススメです。
55点。